わからんティータイム

スナックや風俗のあれこれ。とは限らん

伝えてきたよ

予約は18時から。

 

目覚めはフランク・シナトラのザッツライフを聴いて気持ちの良い朝だった。

 

予約は18時からだったものの、会えると思うとテンションが上がり、落ち着かない。

谷川俊太郎の詩集を見て心を落ち着かせる。

 

万有引力とは、引き合う孤独の力である。」

 

発想力、言葉にする力。

すごい。←語彙力

 

 

17:45 受付

こんなに緊張して女性に会うのは初めてかもしれない。

今までは、ある程度距離感がわかった上で気持ちを伝えてきた。

しかし、相手はプロだ。優しくしてくれるのも仕事なのだ。

つまり、俺はとんでもない勘違い野郎である可能性が大いにある。

 

ただ、伝えたいことを伝えないで帰るとひどく後悔するのは目に見えているからね。

 

 

18:00

時間通り、ボーイが

「どうぞ。階段上がったところで女の子が待ってます。」

 

靴を脱ぐ。

 

カーテンを開ける。

 

階段の上を見る。

いた。

 

私「よ!」

嬢「よ」

 

心臓はバクバクである。

 

緊張していたのでもちろんトイレに行く。

一呼吸置いて気持ちを落ち着かせる。

 

部屋に入ると、バレンタインデーのチョコをもらった。フォルクスワーゲンと書かれたおしゃれな箱に車型のチョコとミニカーが入っていた。

プレゼントとは嬉しいものだ。おまけに形の残るミニカーというのが尚のこと。

説明のカードも入っていて、それを見てと渡されたが、カードを持つ手が緊張から小刻みに震えている。

相変わらずカッコ悪いなぁ

 

シャワーを浴びている間は、先日、動物園でダチョウに求愛ダンスされたことや羊のチューチュートレインを見たことなど他愛もない話をした。

 

シャワー上がりにここで言わなくてはと思い

「結婚して欲しい」

と伝えた。

 

嬢「え、間はないの?」

 

 

誰も傷つけない完璧な答えである。

 

私が結婚して欲しいと伝えたのは、実際にするというよりも意気込みを伝えたかったから。

 

まぁそらそうよな。と思いながらも真剣さは伝わったかな。

 

 

その後は、マットはせず、ごろごろ抱き合いながら色々な話をした。

前職から今の仕事になった経緯。

我が儘な選択をした私を格好いいと言ってくれた。

谷川俊太郎の詩のことも。

嬢はblogをやっていて、素直で綺麗な文章を書くので、やはり谷川俊太郎の良さは伝わったようだ。

 

嬢の話は、色々なお客さんがいること。

大変なお客さんがいること。

いずれはやめたいとも。

やってみたいこともある。

 

プロではなく、少しだけ心を覗いたような気がした。

 

仕草が、過去が、全てが愛しく感じた。

90分があっという間に過ぎた。

 

 

延長しようかとも考えたが虚しくなるだけである。

 

 

今回も手の平で転がされたような気がするけど

 

気持ちを伝えられた

プライベートの嬢が顔を見せた

ホワイトデーのお返しをしなくてはならない!←重要

 

まぁまぁ成果なんじゃない?と、自分に甘い私はそう思うのです。

 

今日は2月14日なので、嬢に会ってから2日程経っているが、blogには私らしき人物が2回登場した✌️←勘違い野郎の可能性あり。

 

少しは印象に残ったのかもしれない。

次回は3月15日以降だな。

と、嬢からもらったチョコを食べ、ミニカーを見つめながら思うのでした。

 

さぁ!作戦を立てねば。